テリー・ギリアムの映画は初めて見た。ビデオ屋でローズ・イン・タイドランドをジャケ借りしたわけだが。何の知識もなくメルヘンでファンシーで不思議な世界ってな映画と想像し借りたわけだが。はじめから終わりまで、夫婦でほとんど口も訊かずに見入ってしまった。かいがいしく父親のヘロイン注射の用意をするジェライザ・ローズ(太田莉菜似)が主役の少女の物語。両親(外道)をオーバードーズで亡くし、孤児になるまでを描いている。出てくる人のほとんどが狂っていて、ローズの立場は悲惨と言っていい。なのに、映像は奇跡のようにきれいだ。子供のころの想像の世界は、こんな風にキラキラで自由だったり、超怖かったりだったと思い出す。これを映像化出来る人がいるなんて!しっかしストーリーがマジろくでもねえ。子持ちの人にはこの映画は楽しめないかもと思った(話がいろんな意味でキチーですよ)。他の映画にも興味を持って調べてみたが、不思議とひとつも見る気にならんな。


